グローバル企業では、SAP Business Oneのような堅牢で安定したERPソリューションを選択することが極めて重要です。そして同じぐらい重要なのは、適切な導入パートナーを選ぶことです。ERPプロジェクトの成功には、ソフトウェアだけでなく、選択したパートナーの能力と信頼性が大きな影響を与えます。今回のブログでは、グローバルロールアウトのためのERPパートナーを選択する際に、見落としがちないくつかのポイントをご紹介します。

当社のお客様が、それまでのERPパートナーからなぜbe one solutionsに移行したのかという観点から、大切なポイントをまとめてみました。

日本の SAP パートナーである当社とはじめる取り組み

be one solutionsグループは、グローバルなERPの導入とサポートサービスを専門とする世界有数のSAPパートナーです。当社の包括的なサービスには、ビジネスインテリジェンスツール、業種別ソリューション、カスタマイズ、サポート、クラウドホスティングなどが含まれます。世界60カ国、600件を超える成功事例の実績と共に、グローバル規模で専門知識をお届けします。

be one solutionsがどのように貴社のビジネスに貢献できるのか、ご興味やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。







    言語の壁

    ERPプロジェクトでは円滑なコミュニケーションが重要ですが、言語の違いは大きな障害となります。複数の言語が使われる環境の場合、言語の壁が生み出す誤解によってプロジェクトが遅延する場合があります。通訳や現地スタッフの仲介に頼ると、コストが増えるだけでなく、必要な情報が正確に伝わらず、プロジェクトがさらに複雑化し、失敗するリスクを生み出すのです。

    ホスピタリティ分野で食品卸売業を営むある企業は、以前、サポートメンバーがインドを拠点とするベンダーを使っていました。しかし、そのベンダーとの間で深刻なトラブルが発生しました。言語の違いに起因するコミュニケーションの問題が、効果的なサポートの妨げとなり、急速に拡大するグローバルビジネスのERP運用に悪影響を及ぼしたのです。最終的に、そのお客様はベンダーを変更する選択をし、be one solutionsへ移行しました。当社では、グローバルチームが、企業の所在地や言語に合わせたサポートを提供し、本社ITチーム、子会社、外部ベンダー間のシームレスなコミュニケーションを実現します。

    文化の違いと時差

    文化の違いは、よく見落とされる点です。例えば、一般的に丁寧かつ礼儀を重んじる日本的なコミュニケーションのスタイルを理解することは、別文化では難しいことです。また、日本のビジネスでは直接的な表現を避ける傾向にあり、それが誤解を招き、効果的なコラボレーションを妨げる要因になることもあります。

    また、時差は、特にプロジェクトの初期段階で見過ごされがちな、大きな障害の一つです。長期的な取り組みでは、ミーティングに対応するために通常の営業時間外に働くことが必要となり、その結果、遅れが生じたり、標準的な営業時間内のクライアントサポートでは時間がかかり複雑になったりする可能性があります。

    be one solutionsでは、現地もしくは同地域の専門チームがお客様をサポートし、長期プロジェクトで生じがちな文化的・時間的制約を軽減します。

    統合グローバルサポート

    be one solutionsは、お客様のタイムゾーンに合わせた統一されたグローバルサポートシステムを提供しています。つまり、ビジネスがどこにあっても、タイムリーでシームレスな支援を提供する当社の現地サポートチームを頼りにすることができ、グローバルなITプロジェクト全体を通じて、完全な透明性を確保することができます。

    例えば、あるお客様はグローバルサポートが不十分だったため、日本のSAPパートナーから当社に移行しました。以前のベンダーでは、海外のSAPサポートは複数のパートナーによって管理されていたため、パートナー間の透明性の欠如が原因で誤解や遅延が発生していました。be one solutionsに移行することで、お客様は一貫したサポート体制を得ることができ、コミュニケーションが合理化し、プロジェクトの効率を高めることができました。

    パートナーネットワークの質

    複数の導入パートナーが存在する場合、一次契約パートナーはプロジェクトに最大限の投資をしますが、二次契約パートナーは、プロジェクトの優先度を低く扱うことが多々あります。これは、人材の変更や知識を何度も伝えることになり、フラストレーションを生み出します。したがって、be one solutionsのように、包括的なサービスを一つの傘下で提供する単一のパートナーと連携する方がはるかに効率的です。さらに、地域が限定されたSAPパートナーは、グローバルな法改正やSAPパッチなどのアップデートに精通していない場合がある点にも注意すべきです。

    例えば、あるゴム・化学製品を扱うお客様は、当初、グローバルなERPソリューションプロバイダーであることを謳うパートナーを選びました。しかし、東南アジアでSAP Business Oneを導入する際、パートナーの現地人材の不足が原因でコストがかさんだことがありました。これが原因で、ベンダーの長期的な信頼性とサポート能力に懸念が生じ、より一貫した信頼性の高いサービスを求めて、be one solutionsに切り替えることになりました。

    企業のグローバルERPロールアウトを支援する、be one solutionsの専門知識については「お客様事例」のページをご覧ください。または、当社チームまで直接お問い合わせください。

    各国における電子請求書の導入と規制の詳細については、こちらをご覧ください。企業にとっての電子請求書のメリットと課題について説明した記事をご紹介しています。

    当社の専門家への連絡をお待ちしています

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    Olli Kylänpää
    Managing Director APAC be one solutions

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